-月刊『民政』JMS鄭明析総裁はなぜ?十字架を背負っているのか?追跡報道-

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月刊誌記者追跡「鄭明析事件再審が必要」

-月刊『民政』JMS鄭明析総裁はなぜ?十字架を背負っているのか?追跡報道-

ムンイルソク記者

 

キリスト教福音宣教会を創立した鄭明析総裁は、現在刑務所に収監されている状態だ。最高裁から10年の刑を下されて服役中だ。ところで、鄭明析総裁関連の裁判に間違いがあったという主張が提起され、この事件における再審の諫言『民政2月号』は『JMS(キリスト教福音宣教会)鄭明析総裁はなぜ十字架を背負っているのか?』という記事で、この裁判の問題点を細かく列挙した。

 

この雑誌のチェジンス記者は、記事の中で、この事件を動かした原初的問題を1番目の争点とした。彼がこの事件と関連する記事を書くようになったのは、最近の関心によるものではなく、11年前にさかのぼる。彼がこの事件についての追跡を始めたのは11年前という計算になる。この記事を過去11年間に及んで追跡報道したチャ記者は、1995年から警察に出入りしていた現役記者だ。

BreakNews01チャ記者は、この記事で「本記者は、この宗教団体に対する放送報道が始まった時から現場取材をしていた。1999年当時、この宗教団体は放送局の報道で集中的に注目されていた。当時、A放送は、宗教団体の指導者たちが信徒を拉致したと報道した別名『ファンさん拉致事件』を報道した。しかし、記者が警察調査を取材した内容は、拉致ではない単純な暴力事件だった。暴力事件と拉致事件は、刑罰そのものが大きく異なる事件だ。このように事実の部分を確認し、『警察ジャーナル』に記事が掲載されると、当時この事件とどんな関係があるのか確認することができなかった『問題提起者(原告の背後で告訴代行などの役割を担っていた人物だが、ここでは記事の性格上、任意に問題提起者と一貫して表記する)』が電話をかけてきて、やや激昂した声で抗議した。抗議内容は『どうして拉致事件を単なる暴力事件とする記事を書いたのか』だった。記者は当時、この事件についてチョナン警察署で調査したものを確認していたので、そのままを記事化したと説明した。そして、会って対話することにした。しかし、約束の場所まで決めておき、来ることになっていた『問題提起者』は現われなかった。電話をかけ、なぜ来なかったのかと聞くと、『問題提起者』は、ただ行くのが嫌になって帰る、と無責任で荒唐無稽な話をした。そして一方的に電話を切ってしまった。その後、電話をかけても取らなかった」と書いた。

 

チャ記者が2番目に指摘した争点は、A放送の歪められた報道についてだ。『A放送は鄭明析総裁が性的問題がある指導者』という放送をした。放送局は1995年の主日礼拝『感謝する生活』という説教の原稿の中で『命の十分の一を伝道しなさい』という鄭総裁の『十のうちの一つ』という音声をブレさせ、どういう言葉か聞き取れないように変え、字幕には『女性ひとり』と入れて放映したといい、この部分は視聴者が『鄭明析総裁が女性問題がある指導者と認識するしかないようにした内容だった。のみならず、当時放映された内容の、礼拝場面や行事の様子は、男女が共にいたけれど女性たちだけ画面に映るように編集したことで、視聴者に、まるで鄭明析総裁が女性だけを相手にしている教祖という印象を与えた』と暴露した。

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チャ記者は3番目に、A放送の偏向報道結果が、当時法的に誤りが明らかにされたことを想起させた。彼は、「偏向報道に対して裁判所は結局和解勧告決定を下した。主な内容としては『問題提起者』らの一方的な提供資料を放送に使用してはならず、放送48時間前に告知すべきこと、放送分の5%を保証し反論報道ができるようにせよというものだった。また、これに反した場合には、一件あたり3000万ウォンを賠償せよ、という決定だった。偏向放送の誤りを法的に認めたこの決定は、視聴者に広く知らされることはなく、すでに世論によって犯罪者の烙印を押された鄭総裁は、続けてマスコミにやられた。

 

チャ記者の4番目、この事件に対する異見は、性的被害を主張する4名の女性を立てた記者会見だ。彼は、「2006年4月18日『問題提起者』は被害を主張する4人の女性を立てて記者会見を開いた。世の中がJMSを忘れかけていく頃、再び記憶を蘇らせる状況となった。記者たちは正義の側で努力しているという『問題提起者』の立場を聞こうとした。ところが、その場でショッキングな内容が露わになった。当時、事件の深さを知るために調査してきたパク某牧師は『問題提起者にやられたことのない人を見たことがない』と言い、『問題提起者』が示談の名目で20億ウォンを要求しているということを明らかにした。この内容に接したB放送記者は、記者会見に問題があることを予想し、取材を取りやめた。以降、この事実を知った記者もまた、アンチJMSをリードしていた『問題提起者』の行動に対する信頼性を疑い始めるようになった」と指摘した。

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チャ記者が5番目に鄭総裁関連の裁判が誤っていたと考える問題は、性的暴行と関連した内容だ。彼は「当時、『問題提起者』の主張によると、女性たちは『ひどい性的暴行を受け、歩くのもままならないほど深い傷を負い、下血した』と発表した。しかし、この事件が法廷に移された後、この陳述とは異なり、被告の弁護人は事件現場にあった当時の防犯カメラを見たら、この2人は被害者らしくもなく笑顔で、歩き方もまた全く不自由に見えないと反駁した」と言い、「何よりも注目すべき事実は、性的暴行の被害を見たと言って法廷で告訴を共にしてきたC某さんが、偽証していたと宣言し、告訴を取り下げたことだ。C某さんは、母親の手を握って法廷に現われ、警察と検察陳述を覆し、被害事実を完全に否定した。裁判所は『証人が告訴内容と異なる陳述をすると処罰を受ける可能性がある』と言ったが、C某さんは『処罰を受けてもいい。実際は性的暴行を受けなかった。自分と同じように告訴したD某さんも強姦などの性的暴行を受けた事実は全くなかったにもかかわらず、『問題提起者』のけしかけによって虚偽で告訴を行い、今まで虚偽陳述をした。」と明白に明かした。原告の中の1人が、法廷で陳述した事実の要点をかいつまんで示した。

 

チャ記者は、6番目の争点として、鄭明析総裁が再審を受けるだけの論点となる新たな証拠を提示した。彼は『問題提起者』は1999年11月15日に、『鄭明析総裁に害を与え、醜聞を掲載し、不名誉を被らせて深い傷を与えた点に深く反省する』という内容の反省文を作成し、認証まで行なって宣教会に提出した事実があり、2005年3月17日、7月21日は鄭明析総裁に2度謝罪の手紙を送った。手紙の一部内容を見ると、『今まで誤解し、名誉を毀損して侮辱を与えた点を謝罪する』という内容と、『過去6年間、総裁に対して『問題提起者』とメンバーたち(問題提起者が作った団体)が誤解をし、名誉を毀損し侮辱を与えた点、改めて謝罪する』という内容だった。『問題提起者』自身の自筆の手紙には、印鑑が捺印され、印鑑証明書と自身の写真を添付し、鄭総裁に宛てた内容だった、と新たな証拠を提示した。

 

彼は、この事件を追跡した後に書いたこの記事の結論で、「取材をする記者も非宗教のものさしで宗教行為をはかるなら、奇怪な絵を描き出すように、この事件について、公訴のためだけよりも、『100人の泥棒を逃しても、1人の無念な罪人を作ってはいけない』という推定無罪の原則にどれだけ忠実だったのか、振り返ってみなくてはいけない」と強調し、「裁判所は証拠と証人が曖昧なこの事件を10年という重刑を宣告した結果には審理を担当した裁判官たちもやはり宗教に対する理解不足と無理やり作られた世論によって判断がぶれはしなかったのか、をかえりみる事で、鄭総裁の無念な部分を察してみることだ」と指摘した。

 

チャ記者は「法廷証言ですでに相当な部分が明らかになったように、『問題提起者』が示談金を要求していた状況があった分、金銭を目的に告訴人たちを管理するかのようにし、告訴人たちを調整する背後で、意図的に問題を作っていたのではないかということも、冷徹に掘り下げて調査すべきこと」であると総評した。

 

チャ記者は、鄭明析総裁と関連した事件がおかしな方向に流れた理由について、「核心は最高罪(性的暴行嫌疑)という点を利用し、被害者と主張する人たちを管理し、彼らに告訴させて、彼らの知らないところで巨額の20億を要求した後に示談を引き出し、要求が受け入れられたら反意思不罰罪(被害者が積極的に処罰を希望しない旨の意思表示をしない限り訴追が提起できるという制度)」を利用し、示談金に合わせて告訴を取り下げようとしていた計画に見える」と分析した。

 

『問題提起者』が鄭明析総裁を集中的に批判していたインターネットサイトは2月15日現在、ホームに「アンチサイトの閉鎖を予告する予告文を掲載し、ドメインも破棄する」と告知した。

 

鄭総裁側が、最近出てきている新たな証拠や、判決を覆すような新しい資料により、無罪を要求するための再審を請求する場合、憲法が保証している宗教の自由に従い、宗教を創立し導く宗教指導者である鄭明析総裁と関連するこの事件は、再審を通じた新たな判決を求める状況に差し掛かっていると思われる。しかし、検察と裁判所は、すでに『問題提起者』を含む原告の提訴内容が正しいと勝訴判決を出したため、この事件が再審で覆されるかどうかは未知数だ。

 

しかし、キリスト教の創始者イエスも、無念な裁判で十字架につけられた。過去11年間に渡り、この事件を追跡報道した記者の粘り強い取材に伴う事実と、証拠提示に伴う暴露によると、イエスの死を想起する必要があるようだ。

 

記事入力 2010.02.15(17:25) 最終編集

월간지 記者 추적 “정명석 사건 재심필요” 브레이크뉴스